2017年09月18日

2020年に残業時間の公表が義務付けられる!

5月に厚生労働省が「2020年にも従業員の残業時間の公表を大企業に義務付ける」と発表しました。
概要は以下のようです。

・月平均の残業時間を年1回開示
・対象は従業員数301人以上の約15,000社
・企業のホームページか厚労省のデータベースにて公表
・公表しなかった場合は行政指導、勧告、最大20万円の罰金
・2020年より

従業員300人以下の中小企業については罰則がない「努力義務」となるとのことです。
また、法律の改正が必要となると判断された場合には19年度の国会で審議されるようです。
各企業の労働実態の見える化が行え、長時間労働対策、残業抑止に効果が期待されるということですが、企業側からの反発も強くなると思われます。

長時間労働対策は大きな潮流となっており、残業時間の公表まで義務化されるとなれば、IT担当者も他人事ではなくなりますね。
「残業時間=労働実態の把握」という流れになると思われますので、「個々のパソコン利用時間を把握せよ」ということに事も予想されます。
パソコンの利用時間を把握するには、パソコンのログを管理する必要があります。
ツールを使わずにログ管理を行う方法については以下をご参考に検討されてみてはいかがでしょうか?
パソコンの稼働時間を把握する方法

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