devTANC説明書

RPA-4.操作対象アイテムの調べ方

SPY++」を利用した調べ方を解説します。

4-1.基本操作

「SPY++」を起動
RPAを作成するインストーラ
を起動
「SPY++」を最新の情報に更新
※インストーラのウインドウが切り替わる都度、最新の情報に更新する必要があります。
「APY++」の"メッセージ オプション"ウインドウを開く

4-2.プロセス名、ウインドウ名を調べる

インストール ウィザードのページが切り替わる都度、以下のプロセス名(Process)、ウインドウ名
(Target)の設定シナリオを挿入する必要があります。
「ファインダー ツール」を対象ウインドウのフレーム部分にドラッグ&ドロップする
テキスト、クラスに表示される値をウインドウ指定に記述します
RPAシナリオの記述方法 Process:[クラス],[テキスト]
Target:[クラス],[テキスト]
(②の場合の記述)
Process:MsiDialogCloseClass,InstallerTest
Target:MsiDialogCloseClass,InstallerTest

4-3.ボタン名を調べる

「ファインダー ツール」を対象ボタンにドラッグ&ドロップする
テキスト、クラスに表示される値を
ボタン指定に記述します
RPAシナリオの記述方法 Window:[クラス],[テキスト]
(②の場合の記述)
Window:Button,次へ(&N) >
同一ウインドウに同じ名前の
ボタンが複数ある」場合
同じ名前のボタンが複数ある場合、ボタン名の後ろにID番号
を付けることで特定することができます。
ID番号は、ウインドウ上部より「0、1、2、・・・」となり
ます。
(記述例、ID番号=1の場合)
Window:Button,次へ(&N) >,1

【メモ】
チェックボックス名、ラジオボタン名も同じく、対象の各ボックス(ボタン)に「ファインダー ツール」
をドロップ&ドラッグすることで、テキスト、クラスを調べることができます。

4-4.テキストボックス名を調べる

「ファインダー ツール」を対象テキストボックスにドラッグ&ドロップする
クラスに表示される値を
ボタン指定に記述します
RPAシナリオの記述方法 Window:[クラス],[テキストボックスID]
(②の場合の記述)
Window:RichEdit20W,,0
※テキストボックスIDは、一つだけの場合は「0」、
複数の場合は、上から順に「0、1、2、・・・」と
なります。
但し、インストーラによっては異なる場合があります
ので、必ずRPAシナリオのテストをご実施ください。
テキスト入力  ③の次の行に、当該テキストボックスに入力する
値を指定します。
1)当該テキストボックスが空白の場合
Paste:[入力値]
2)当該テキストボックスの値に上書きする場合
Text:[入力値]

4-5.ラジオボタンのグループ名を調べる

「ファインダー ツール」を対象ラジオボタン全体が四角で囲ま
れる場所にドラッグ&ドロップ
する
クラス、テキストに表示される
値をグループ名として記述しま
RPAシナリオの記述方法 Window:[クラス],[テキストボックスID]
(②の場合の記述)
Window:Button,MsiRadioButtonGroup
ラジオボタンの選択  ③の次の行に、選択するラジオボタン名を指定します。
ラジオボタン名の調べ方は「4-3.ボタン名を調べる」と
同じく、対象ラジオボタンに「ファインダー ツール」”
をドラッグ&ドロップしてクラス、テキストを調べます。
Window:[クラス],[テキスト]
(例)
Window:Button,Button4