devTANC(Windows版)説明書

8.操作手順

Windowsデバイスの自動設定を行う手順をご説明します。
各手順の詳細な操作方法については、「9.操作方法」をご参照ください。

【事前準備】 自動設定ファイルの保管場所(共有フォルダ)を指定
1) システム設定画面より、保管場所を指定ます。
2) devTANC管理PCのファイアウォール設定
管理PCの「Windowsファイアウォール」設定より2000番ポート
(受信)の解放設定を行ってください。
2000番ポートは、キッティング対象PCとの通信のためにdevTANCが利用するポートとなります。
ケース1】 キッティング対象PCのシリアル番号リストがある場合
1)  シリアル番号とそれに対応する設定値(PC名、IPアドレス等)の設定シナリオ(csv)を作成
2)  1)で作成した設定シナリオを「devTANC」にインポート
3)  キッティング対象PCを管理PCと同一LANに接続し、キッティング対象PCから設定プログラム(PC_setting.exe)をリモート実行
※該当PCのシリアル番号の行の設定値がPCに設定されます。
4)  3)を台数分繰り返す
【ケース2】 キッティング対象PCのシリアル番号リストがない場合
キッティング対象PCのシリアル番号を取得
 1)  キッティング対象PCから設定プログラム(PC_setting.exe)を実行
  ※該当PCのシリアル番号が「devTANC」に記録されます。
 2)  1)を台数分繰り返す
 3) 取得済みシリアル番号のリスト(csv)をエクスポート
②キッティング対象PCの自動設定を実行
 4) 3)のリストに、シリアル番号に対応する設定値(PC名、IPアドレス等)を
  追記し設定シナリオ(csv)を作成
 5) 4)で作成した設定シナリオを「devTANC」にインポート
 6) キッティング対象PCを管理PCと同一LANに接続し、
  キッティング対象PCから設定プログラム(PC_setting.exe)をリモート実行
  ※該当PCのシリアル番号の行の設定値がPCに設定されます。
 7) 6)を台数分繰り返す
【ケース3】 キッティング対象PCがDHCPで管理PCに接続できない場合
1) 初期ネットワーク設定用ファイルを作成
2) 該当するIPアドレスのフォルダ内の設定exeを各キッティング対象PCで実行
※キッティング対象PCに、該当IPアドレスのネットワーク設定が自動で行われ、管理PCとネットワーク接続できる状態となります。
3) 「ケース1」または「ケース2」を実行