LogVillage2.0 マニュアル
LogVillage DB削除ツールご利用手順
LogVillageのDBに蓄積されたログ情報の削除手順を開設しています。
1.動作環境
LogVillageマネージャ(v2.3.1.51以上)がインストールされている環境
2.DB削除ツールのダウンロード
DB削除ツールはこちらよりダウンロードください。(ダウンロードページが別ウインドウで開きます)
3.DB削除ツールのファイル構成
・DeleteDB.exe:実行ファイ
・setting.ini:設定ファイル
4.設定ファイル(setting.ini)の設定方法
setting.iniファイルを編集してDBデータ削除を構成することができます。
初期のパラメータ値は以下の通りです。
[Date] Month=12 [DB] Transaction=0 Schema=1 UseTmpTable=1 StartLogVillage=1 |
キー | パラメータの設定内容 |
month | データベースに最新の何か月分のデータを残すかを指定します。削除ツール実行後、当月データと指定した月数のデータがDBに残ります。(有効値:0~84) ※デフォルト値:12 |
Transaction | トランザクション処理の有効/無効を指定します。(0:無効、1:有効) ※デフォルト値:0 |
Schema | テーブルのスキーマが異なる場合に、そのまま処理を継続するか指定します。(0:終了する、1:処理を継続) ※デフォルト値:1 |
UseTmpTable | 一時テーブルの使用有無を指定します。使用しない場合、削除ツール実行後もDB容量が減少しません。(0:使用しない、1:使用する) ※デフォルト値:1 |
StartLogVillage | :一時テーブルの使用有無を指定します。使用しない場合、削除ツール実行後もDB容量が減少しません。(0:使用しない、1:使用する) ※デフォルト値:1 |
5.LogVillageマネージャへの配置
LogVillageマネージャサーバの任意の場所に「DeleteDB.exe」と「setting.ini」をコピーします。
※「DeleteDB.exe」と「setting.ini」は同じ場所(同じフォルダ内)に配置してください。
6.実行方法
5-1.手動実行する場合
1) 設定ファイル(setting.ini)のパラメータを設定
2) 「DeleteDB.exe」をダブルクリックで起動
3) 削除が完了すると実行ウィンドウが消えます
5-2.自動実行する場合(タスクスケジューラ登録)
※以下は、毎月実行する場合の設定方法です。
1) 設定ファイル(setting.ini)のパラメータを設定
2) Windowsのスタートメニューから「アクセサリ」-「システムツール」-「タスクスケジューラ」を開く
3) 「基本タスクの作成」をクリックします
(ここからウィザードに従って設定を進めます)
4) タスクの名前(任意)を入力します
5) 「毎月」を選択します
6) 実行する日時を選択します ※休日などLogVillageの利用がないと思われる時間帯を設定します
7) 「プログラムの開始」を選択
8) 「プログラム/スクリプト」に「DeleteDB.exe」を指定
9) 「開始(オプション)」に「DeleteDB.exe」を配置したフォルダを入力
10) 「[完了]をクリックしたときに、このタスクの[プロパティ]ダイアログを開く」をチェックし、「完了」をクリック
11) 「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」にチェックを入れて、「OK」をクリック
12) 管理者ユーザー名とパスワードを入力
7.実行ログ
実行ファイル「DeleteDB.exe」と同じ場所に実行ログファイル「log.txt」が作成されます。
DB削除処理でエラーが発生した場合以下のメッセージが出力されます。
エラーメッセージ | 内容 |
すでに起動しています | 「DeleteDB.exe」が多重起動した場合に出力されます。「DeleteDB.exe」の終了を待ってから実行させてください。 |
管理者で起動してください | 管理者権限を持っていないアカウントで起動した場合に出力されます。管理者権限を持ったアカウントで起動してください。 |
DBサービス状態取得失敗 | LogVillageDBが見つからない場合などに出力されます。LogVillageマネージャがインストールされているにもかかわらず本メッセージが出力される場合には蒼天(support@so-ten.co.jp)までお問合せください。 |
DBが動作していません | DB(MySQL)が起動していないため実行することが出来ません。Windowsの「サービス」から「Embedded Database - LOGVILLAGE2」を開始してください。 |
LogVillageサービス停止失敗 | LogVillageマネージャのサービスを停止するのに失敗した場合に出力されます。管理ツール「サービス」にて手動で「LV_M_MonitorSrv」、「LV_ManagerServer」を停止できるかをご確認ください。 |
停止失敗[サービス名][エラーメッセージ] | LogVillageマネージャのどのサービスの停止に失敗したのかを出力します。管理ツール「サービス」にて手動で該当サービスが停止できるかご確認ください。 |
設定ファイル読み込み失敗 | setting.iniのパラメータに誤りがあるなどの場合に出力されます。不正な値を指定していないかをご確認ください。 |
設定ファイルが見つかりません | setting.iniファイルが存在しない場合に出力されます。 |
期間指定が無いか不正 | setting.iniの設定項目「Month」で指定された値がマイナス、存在しない、数値以外の場合に出力されます。 |
期間指定が範囲を超えています | setting.iniの設定項目「Month」に対して有効値より大きい数値を指定した場合に出力されます。 |
トランザクション設定が取得できません | setting.iniの設定項目「Transaction」で指定された値がマイナス、存在しない、数値以外の場合に出力されます。0か1を指定してください。 |
スキーマチェック設定が取得できません | setting.iniの設定項目「Schema」で指定された値がマイナス、存在しない、数値以外の場合に出力されます。0か1を指定してください。 |
DB接続失敗 | データベースとの接続に失敗した場合に出力されます。DBが停止している、またはODBC設定に誤りがある場合に発生します。 |
スキーマが異なるため終了します | setting.iniの設定項目「Schema」に0を指定し、テーブルのスキーマが異なっている場合に出力されます。LogVillageバージョンがこの本ツールに適合しない可能性があります。 |
トランザクション失敗 | トランザクション処理が開始できなかった場合に出力されます。原因調査を行う必要があるため蒼天(support@so-ten.co.jp)までお問合せください。 |
コミット失敗 | コミットに失敗した場合に出力されます。原因調査を行う必要があるため蒼天(support@so-ten.co.jp)までお問合せください。 |
削除件数の取得失敗 | 削除されるデータ件数の取得に失敗した場合に出力されます。本ツール実行中にDBとの接続が切れた可能性があります。 |
削除失敗 | データの削除に失敗しています。本ツール実行中にDBとの接続が切れた可能性があります。 |