2010年05月19日 IT資産棚卸代行サービスを提供開始

IT資産棚卸代行サービスを提供開始

作業に人員を割けない200名以下の企業向けにネットワーク接続機器に限定し、低価格でIT資産リストを作成

株式会社蒼天(本社:東京都中央区、代表取締役 芦辺 多津治)は、中小企業向けにネットワーク接続された「IT資産棚卸代行サービス」を、本日5月19日より提供開始いたします。
これは、パソコンやサーバ、プリンタなどネットワークに接続された機器に限定して、低価格でIT資産リストを作成するサービスで、調査対象となる機器やシステム環境に影響を与えず、作業人員が確保できない企業のIT資産管理を支援します。
自社が保有するIT資産を正しく把握することは、遊休資産の発見による無駄なコストの削減、内部統制やセキュリティ対策強化、システム運用・管理業務の効率化のために不可欠です。
しかしながら、ITシステム管理者や予算が不足しがちな中小企業では、手間のかかる目視による実地棚卸を実施したり、高価な資産管理ツールを導入することができず、人事異動や組織変更、ハードウェアの新規導入や廃棄等で頻繁に変化するIT環境を、的確に把握できていないのが実状です。
蒼天が提供するIT資産棚卸代行サービスは、こうした中小企業のニーズに対応するもので、調査用PC1台にツールを導入するだけで、お客様のシステム環境に対して影響を与えることなく、パソコン、サーバ、NAS、仮想PC、ルータ、ハブ、プリンタなどのネットワーク接続されている全てのIT資産のメーカー名、IPアドレス、MACアドレス、ワークグループ/ドメイン名などの情報を収集し、最新のIT資産リストを作成します。調査ツールは、リモートで蒼天が操作し、システム管理者には一切の作業負担をかけません。
また、本サービスで作成されたIT資産リストを基に、利用者やリース期限などを追記すれば、IT資産台帳にすることができます。
蒼天は、2005年からエージェントレス方式のクライアントPC管理システム「LogVillage2.0」を開発・提供しており、大量のクライアント管理が必要ソフトウェア開発会社、ゲーム制作企業、製造企業、大学、病院などを中心に約200社以上の企業に導入実績があり、今回提供開始するIT資産棚卸代行サービスには「LogVillage2.0」の販売・サポートを通じて蓄積した豊富な経験とノウハウが活かされています。
IT資産棚卸代行サービスの提供価格は、150,000円(税別)〜で、蒼天は、直販および現行の販売代理店を通じて、初年度200社へのサービス提供を予定しています。

■「IT資産棚卸代行サービス」の主な内容
◇販売開始:2010年5月19日
◇販売経路:直販、および代理店経由
◇価格:従業員数50名 150,000円(税別)〜 ※企業規模(従業員数)により変動します。
◇サービス内容
(1)基準棚卸方針のお打合せ
・棚卸実施期間、ネットワーク環境等をお打合せ
(2)ネットワーク接続検出ソフトウェア「サーチライト」を導入
・蒼天がリモート操作によりお客様環境のPC1台にのみインストール
※調査用PCの貸出し(有償)も行います。
・リモート操作はエージェントを必要としないWebベースのツールを使用
(3)ネットワーク接続されたIT資産を調査
・サーチライトを稼働させネットワークに接続されたIT機器を検出。
(MACアドレスのない簡易デバイスは対象外です)
(4)IT機器のハードウェア資産リストを作成
・サーチライトの実行結果を集計しITハードウェア資産リストを作成
◇納品物
(1) ITハードウェア資産リスト
OS種別、コンピュータ名、メーカー名、IPアドレス、MACアドレス、ワークグループ/ドメイン名
※OS種別、コンピュータ名は、OSがWindows、Linuxのマシンのみ情報収集が可能です。
(2)棚卸実施報告書

◆ ITハードウェア資産リスト
※管理番号、利用者(部門)、管理者(部門)、設置場所等を追記すればIT資産台帳となるEXCEL形式
にてご提供します。