2008年03月07日 内部統制に必要な勤怠管理のニーズに応え、エージェントレス方式のクライアントPC管理ソフトウェア「LogVillage 2.0」の稼動管理機能を強化

ログオフ情報を取得し、勤務実態を正確に把握可能に

株式会社蒼天(本社:東京都中央区、代表取締役 芦辺 多津治)は、管理対象のクライアントPCに常駐ソフト (エージェント) をインストールせずに、クライアントの稼働管理、資産管理、操作ログ収集、ファイル管理を行うことができるクライアント管理ソフトウェア「LogVillage 2.0」 (ログヴィレッジ2.0)に、PCユーザの勤怠管理が行えるようPC稼働時間の管理機能を強化した新バージョン(LogVillage2.0 v2.010)を、本日3月7日より販売開始します。

多くの企業では、タイムカードや勤怠簿、出退勤管理システム等で勤怠管理が行われていますが、日本版SOX法(J-SOX)対応をはじめとする内部統制の整備においては、勤怠記録と勤務実態との差異がないことの証跡が求められています。
そのため、クライアント管理システムによりPCの稼働時間を管理することで、社員の勤怠実態を把握したいという要望が急増しています。

今回の新バージョンは、こうした市場ニーズに対応したもので、PCへのログオンとログオフをログ情報として記録することにより、クライアントPCごとの稼働時間を参照することができ、簡単にPCユーザの勤怠管理を行うことを可能としました。
旧バージョンでは、ユーザがログオフを行わずにログイン状態でシャットダウンした場合は、ログオフ情報の記録を行うことができませんでしたが、新バージョンではログの解析機能を強化することにより、ユーザがログオフしなかった場合でもシャットダウン後のログオフ情報の取得を実現しました。
また、社外へノートPCを持ち出したた場合でも、外出先でPCのシャットダウンを行った記録を、社内のネットワークへの再接続時に「LogVillage 2.0」が収集することを可能としました。
それに加え、「LogVillage 2.0」では、プロセス情報も取得しているため、WindowsOSの主要プロセスの起動時間をログ化することが可能なため、ログオフやシャットダウンを行わずにPCをスタンバイや休止モードとして退勤した場合でも、PCの稼働時間を把握することが可能です。

新バージョンは、従来のライセンス価格より変更はなく、基本パッケージ(PCx50台まで)425,000円(税別)〜で、管理対象のクライアント数およびオプション機能の選択により変動します。

主な利用シーン別のログ情報は以下の通りです。

  PC利用シーン   LogVillage2.0でのログ情報
1 8:50 PC起動⇒ログオン 8:50 ログオン
12:00 休止モード 18:30 ログオフ
13:00 休止モード解除  
18:30 PCシャットダウン
2 8:50 PC起動⇒ログオン 8:50 ログオン
12:00 シャットダウン 12:00 ログオフ
13:00 PC起動⇒ログオン 13:00 ログオン
18:30 PCシャットダウン 18:30 ログオフ
3 8:50 PC起動⇒ログオン 8:50 ログオン
10:00 スタンバイモード⇒PC持出し 18:30 ログオフ
  外出先でPC操作 ※ログオフ情報は、社内ネットワークへの再接続後の収集となります。
18:30 PCシャットダウン

■「LogVillage 2.0」の主な機能

LogVillage 2.0の詳細は以下をご参照ください。
http://www.so-ten.co.jp/products/logvillage/

◇基本機能
(1)操作ログ収集機能
・Webアクセス履歴:URL、Webページタイトル、日時、ユーザ名をログ収集します。管理者へのアラート通知も設定可能です。
・印刷履歴:印刷したファイル名、日時、ユーザ名、プリンター名をログ収集し、ユーザ単位、PC単位での表示が可能です。
・不正アプリケーション検出:許可されていないアプリケーションのインストールを検出し、管理者にメール通知します。
・不正デバイス検出:許可されていない記憶デバイスの接続を検出し、管理者にメール通知します。
・ログオン/オフ履歴:PCへのログオン、ログオフの日時、ユーザ名を記録し、ユーザ単位、PC単位での表示が可能です。

(2)稼動管理機能
・PCパフォーマンス管理機能:CPU利用率、メモリ空き容量、ディスクのI/O量、ネットワークI/O量各々の高利用率順に表示します。
・アプリケーション利用実績:アプリケーション毎の利用時間、CPU利用率を集計表示し、高価なアプリケーションの投資対効果を測定することが可能です。
・死活監視:アプリケーション、サービスプログラムの死活監視

(3)資産管理機能
・ソフトウェア資産一覧:ソフトウェア名、インストール台数、ライセンス数を一覧表示できます。
・ライセンス一覧:プロダクトID毎のインストール台数を一覧表示できます。
・PC詳細情報&管理台帳:PC毎のハードウェア情報、ソフトウェア情報、OS情報を表示できます。

(4) ファイル管理機能
ファイルの作成・更新・コピー・移動・リネーム・削除を表示。一定期間更新されないファイルを一覧表示するなど、ファイルのライフサイクルマネジメントが可能。ブラックリストに指定したファイルが存在した場合にアラート通知します。

◇サポート
(1) 「LogVillageソムリエ」
蒼天のサポートセンターから、ユーザ企業の「LogVillage」の管理サーバにオンラインで直接アクセスし、「LogVillage」の運用方法や問題の解決方法などについて支援します。

 

■ 株式会社蒼天について http://www.so-ten.co.jp/
株式会社蒼天は、OSコア部分および大規模データベースシステムの設計で高い技術とスキルを持つ技術者を擁し、独自開発技術をベースとして、サーバシステムやデータベースシステムのパフォーマンス解析・改善のためのパッケージソフトウェア開発、販売およびコンサルティングサービスを提供します。2003年に設立し、主な開発製品は、クライアント監視・管理ソフトウェア「LogVillage」、不正接続検出ソフトウェア「サーチライト」、リソース管理ソフトウェア「GASAIRE」などがあります。また、2007年2月、製品開発およびマーケティング体制の強化を図るべく、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社フレイのベンチャーキャピタル2社、ならびに印刷・映像などのデジタルコンテンツ制作環境のシステムインテグレーションを行う株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン、2007年4月、りそなキャピタル株式会社、商工中金、独立系ソフトウェア開発である株式会社CIJ、2007年6月にはみずほキャピタル株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施しました。
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■報道関係者 / 読者 お問い合わせ先
株式会社蒼天 担当:芦辺
TEL:03-3551-3395 FAX:03-3551-3396 Email:pr@so-ten.co.jp

製品画面データは、以下からダウンロードしてご使用ください。
http://www.so-ten.co.jp/press/v20
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すべての企業名、ブランド名、製品名は各所有者の商標または登録商標です。