2007年06月12日 エージェントレスのクライアント管理ソフト「LogVillage」、PCワークステーション向け機能を大幅に強化した最新版を発売

エージェントレスのクライアント管理ソフト「LogVillage」
PCワークステーション向け機能を大幅に強化した最新版を発売

クライアント環境のパフォーマンス低下が許されない
エンジニアリング分野のPCワークステーション向けに販売を強化、MacOS Xもサポート

株式会社蒼天(本社:東京都中央区、代表取締役 芦辺多津治)は、管理対象のクライアントPCに常駐ソフト (エージェント) をインストールせずに、クライアントの運用管理、資産管理、操作ログ収集を行うことができるクライアント管理ソフトウェア「LogVillage」 (ログヴィレッジ)の最新版「LogVillage 2.0」を発表し、本日6月12日より販売開始いたします。

エージェントレス方式は、PCワークステーションに負荷をかけず (パフォーマンスの劣化、ソフトの不整合などがない)、大量のクライアントを管理する場合の導入・メンテナンスの作業負荷・費用を大幅に軽減できることから、「LogVillage」は、2005年10月末に出荷開始以来、ソフトウェア開発会社、ゲーム制作企業、製造企業、大学、病院などを中心に約100社以上のPCワークステーションユーザ企業に採用されています。

今回、このエージェントレスの強みを活かしながら、既存ユーザからの機能要件を反映させ、セキュリティ対策ソフトの稼動管理機能の強化、ファイルのライフサイクル管理のための更新履歴管理機能の追加、アプリケーションの稼動状況をより効率的に的確に把握できるようにPC運用管理機能の強化などを行っています。

また、今回より、PC運用管理機能を基本パッケージとし、その他の資産管理、操作ログ収集、ファイル更新履歴管理の各機能をオプションとしました。これにより、基本パッケージを低価格で導入し、必要に応じて機能を追加購入することができ、管理体制構築の進捗に則した段階的な導入が可能となりました。

TCO削減、ならびにコンプライアンス/内部統制やセキュリティ対策の観点から、クライアント管理の必要性に対する認識が高まっていますが、クライアント管理ツールはエージェント方式が主流だったため、クライアント環境のパフォーマンス確保の要求が厳しいエンジニアリング分野 (CAD/CAEなど)、ソフトウェア開発、グラフィックス分野 (ゲーム・映像制作、DTPなど)、大学・研究開発機関では、ほとんど導入されていないのが現状です。

蒼天は、今回の「LogVillage 2.0」の発表に合わせて、これらの分野への販売を強化するために、新しい販売パートナを開拓中です。

また、最新版と同時に現在のWindows版に加えて、株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンと共同開発を行っているMac OSX版の「LogVillage」を提供開始することになっています。

「LogVillage 2.0」の販売価格は、基本パッケージ(PCx50台まで)480,000円(税別)〜で、管理対象のクライアント数およびオプション機能の選択により変動します。
蒼天は、直販および現行の販売代理店を通じて、初年度600ライセンスの販売を予定しています。
また、アプライアンスサーバ、ならびにASP方式での提供も予定しています。
■「LogVillage 2.0」での追加機能の主な特長

(1) アプリケーション利用率管理機能
アプリケーション毎の利用時間、CPU利用率を集計表示し、高価なエンジニアリング用アプリケーションの投資対効果を測定できます。

(2) ファイル更新履歴管理機能
ファイルの作成・更新・コピー・移動・リネーム・削除を表示。
一定期間更新されないファイルを一覧表示するなど、ファイルのライフサイクルマネジメントが可能。
ブラックリストに指定したファイルが存在した場合にアラート通知。

(3) アプリケーション、サービスプログラムの死活監視
従来の不正プロセス検出機能に、正規プロセス/サービスプログラム監視機能を追加し、リストで指定したウィルス対策ソフトなど必須ソフトが、稼動していない場合にアラート通知。

(4) セキュリティアップデート管理
WindowsUpdateが一定日数(任意設定)行われていない場合にアラート通知。

(5) 運用管理機能の強化
セキュリティレベルの低いクライアント、アラート発生頻度の高いクライアントを一覧表示するセキュリティサマリー一覧表示。クライアント毎の各アプリケーションの利用時間、CPU利用率/メモリ空き容量などを一覧表示。

(6) クライアントへのポップアップアラート表示
問題発生時に、従来の管理者への通知に加えて、クライアント画面にポップアップでアラートを表示。
アラート内容はカスタマイズ可能。

(7) ログタイプ別のポーリング周期設定
ポリシーに合わせて、ログタイプごとにポーリング周期を柔軟に設定可能。
資産情報取得は1週間周期、Webアクセスログ取得は15分周期、プロセスログ取得は5分周期など。
■LogVillage 2.0の価格・販売/出荷時期/稼働環境

販売・出荷開始 :2007年7月中旬

販売価格(税別) :480,000円(税別)〜

管理対象PC :OS WindowsNT4.0 SP 6a以上
※Windows Vista、MacOSに対応予定です。

稼働環境
(1) LogVillageマネージャ(管理用サーバ)
OS:Windows Server 2003 SP2、XP Pro SP2
CPU:Pentium2.4GHz以上推奨
メモリ/ディスク:1GB以上 / 1GB以上

(2) LogVillageポーリングサーバ(クライアント情報収集サーバ)
OS:WindowsXP SP2/2000Server/Server 2003
CPU:Pentium1.7GHz以上推奨
メモリ/ディスク:512MB以上 / 100MB以上

■株式会社蒼天について

株式会社蒼天は、OSコア部分および大規模データベースシステムの設計で高い技術とスキルを持つ技術者を擁し、独自開発技術をベースとして、サーバシステムやデータベースシステムのパフォーマンス解析・改善のためのパッケージソフトウェア開発、販売およびコンサルティングサービスを提供します。2003年に設立し、主な開発製品は、クライアント監視・管理ソフトウェア「LogVillage」、不正接続検出ソフトウェア「サーチライト」、リソース管理ソフトウェア「GASAIRE」などがあります。

また、2007年2月、製品開発およびマーケティング体制の強化を図るべく、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社フレイのベンチャーキャピタル2社、ならびに印刷・映像などのデジタルコンテンツ制作環境のシステムインテグレーションを行う株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン、2007年4月には、りそなキャピタル株式会社、商工中金、独立系ソフトウェア開発である株式会社CIJを割当先とする第三者割当増資を実施しました。
■報道関係者 お問い合わせ先

株式会社蒼天 担当:芦辺
TEL:03-3551-3395 FAX:03-3551-3396

製品および画面データは、以下からダウンロードしてご使用ください。
http://www.so-ten.co.jp/press/v20

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