ソフトウェア資産管理から、操作ログ管理、PCのバックアップまでをエージェントレスで。
LogVilageは、エージェントレスということからPCでのソフトウェア競合(干渉)が発生しないので、そのようなリスクを回避したいお客様向けにご提供してきた。
しかし、PC資産の棚卸業務という一時的にご利用いただくにも有効であることが分かった。
ソフトウェアメーカーとしては、永久ライセンスを購入いただくことばかりに目を向けていたが、テンポラリーライセンスでのご提供がユーザニーズであればそれに対応すべきである。
LogVillageを利用したPC資産の棚卸業務について、さらに深く検討を進めることになった。
PC資産の棚卸。エージェントレスだから棚卸後にPCからエージェントをアンインストールする必要がないというのがその依頼の理由であった。
確かに、クライアント管理製品を導入していなくても、PC資産を正確に把握したいという企業は多い。
その場合、手作業で棚卸していたのでは時間がかかり、システム担当者やPCユーザへの負荷も大きい。
また、一般のエージェント型のクライアント管理製品では、エージェントにインストール、アンインストールが必要となり、これもシステムシステム担当者の負荷やPCユーザへ影響も大きい。
LogVillageなら、それらの問題を解決できるかもしれない。ということで、複数の企業のPC資産の棚卸業務を行わせていただくことになった。
つづく。
「LogVillage2.0」リリース当初に導入いただいたお客様には、不具合の原因解析、改修に大きな時間を費やしてしまい、大変なご迷惑をおかけしてしまった。
しかし、エージェントレス方式であったため、お客様のPCやネットワークに悪い影響を及ぼし、日常業務を妨げることがなかったことは幸いであった。
その後、機能拡張や改修、改善で連日深夜まで仕事に追われる日々であった。
また、開発業務が社内リソースだけでは消化できなかったので外部の開発パートナー会社に委託していたが、そことのコミュニケーションにも問題があったと今振り返って大いに反省している。
今は全ての開発業務を社内で行う体制としている。
そんな中、LogVillageでPC資産の棚卸が行えないか?という問合せが舞い込んできた。
つづく。
2006年は、日経産業一面への記事、INTEROPでの受賞など感動を味わいながら終わった。
そして2007年、本社を築地から八丁堀へ移し、ベンチャーキャピタル、お取引会社に出資をお引き受けいただき増資することになった。
その後、LogVillageのメジャーバージョンアップ版「LogVillage2.0」の開発作業に取り掛かった。
特に、エージェントレス方式のLogVillageにとっての肝であるポーリングサーバについては、PCやネットワークへの負荷をかけないようログ種別毎にログ収集周期を任意に設定できるよう大きく変更した。
2006年10月、「LogVillage2.0」をリリースした。
しかし、導入いただいたユーザ様で、フィールドテストでは発生していなかったトラブルが発生した。
つづく。
INTEROP事務局からの電話は、以下のようなものであった。
事務局:「芦辺(筆者)さん、今どこにいるのですか?」
芦辺:「会社に戻って仕事していますが。。。」
事務局:「交流パーティ会場内で、芦辺さんの呼出しアナウンスを流して捜してたんですよ!今もアナウンスが流れてますよ。」
芦辺:「すいません、急な仕事が入ったので、パーティをサボって帰ってきてしまいました。」
事務局:「蒼天さんが、INTEROPアワードで入賞したのですよ!」
芦辺:「入賞?」
事務局:「ベンチャー部門特別賞です!」
芦辺:「なんで?」
事務局:「LogVillageのエージェントレス方式による独自性、容易性が評価されたようです。」
INTEROP最終日である次の日、ブースは朝から満員御礼であった。
つづく。
Windowsへの移植を終え、Windows版を希望されるLinux版ユーザのリプレイスを開始した。
もちろん、保守契約の範囲内で無償対応とした。
その後、そこそこユーザ数はゆっくりだが順調に伸び始めた。
そんな2006年、INREROPに出展することになった。予算の関係で一番小さなブースでの出展となった。
そして、INTEROP2日目の展示を終え、出展者の交流パーティがあったのだが、急な仕事があったため、そそくさと会社へ戻って仕事を片付けているところに電話が鳴った。
INTEROPの事務局からであった。
つづく。
ネットワークやPC環境は、百社百様である。
LogVillageの稼働仕様を満たしていても、想定外の環境などがあり正常動作できないユーザが出てきた。
その都度、原因調査とLogVillageへの改修を行った。中には、大幅な改修も行いました。
お客様のネットワーク環境で稼働するパッケージ製品開発の難しさを身にしみて感じました。
当時、LogVillageの管理サーバ(マネージャ)はLinuxをプラットホームとしていました。
しかし、導入検討いただいていたお客様から、社内は全てWindowsサーバであり、Linuxサーバの運用を行うノウハウが社内にはないとのご意見をいただきました。
お客様のサーバ導入のコスト面からLinuxが有利であるとの判断でLinuxをベースに開発しましたが、運用管理面までは正直検討できていませんでした。
大きな反省点でした。そこで、2006年に管理サーバをWindowsへ移植することにしました。
つづく
日経産業新聞一面に掲載された日の朝から電話が鳴り始めたが、人材派遣、広告代理店、金融ばかりで、LogVillageに関する問い合わせは1件もなかった。
中には、資産運用、先物投資などの営業電話もありました。心の中で、「新聞一面に記事が掲載されても、資産運用や投資ができる程のお金持ちになった訳やないっちゅうねん」と呟いてました。
しかし、その翌日にはWeb系のITニュースで取り上げられ、その後はLogVillageに関する問い合わせが急増し、営業活動が活性化してきた。
商談を進めていく中で、多くの要望やご意見を頂戴した。商談の度に一喜一憂する日々であった。
そして、その3ヶ月後くらいから少しずつ受注がもらえるようになった。中には、誰もが知っている有名企業からの受注もあった。
創業3年目の会社が開発したクライアントPC管理製品を導入いただいた当時のお客様には、有り難く心より感謝でした。
そうこうしているうちに、カスタマーサポートが忙しくなり始めた。
つづく
早速、プレスリリースを配信したところ、エージェントレス型クライアントPC管理というインパクトがあったのか、日経産業新聞をはじめ多くの媒体の取り上げられました。
プロセス管理機能の追加実装のプレスリリースでは、Winnyのプロセスも管理できるということから、日経産業新聞の一面にLogVillageが掲載されました。
この時、プレスリリース後、毎日のように日経産業新聞をチェックしていたのですが、一向にLogVillageの記事が掲載されず半ばあきらめていたところ、ある日パートナーの方より朝一番に電話があり、「日経産業に掲載されてますね!」とのことであった。
その日もチェックしていて、今日もダメか。。。と思っていたので、「何かの見間違いでは?」と言ったところ、「一面、一面!」とのことであった。
慌てて一面を確認したところ、何と!LogVillageの記事が掲載されていました!思わず、「ワッー!」と叫んでしまいました。
まさか一面に掲載されるとは思いもよらなかったので、一面は全くノーチェックでした。その後、電話が鳴り始めました。
つづく。
Web閲覧、印刷、ログオン/オフ、USBメモリー接続等の操作ログ収集機能を追加実装したPCSS開発を終え、某企業内コールセンター様へ納品しました。
しかし、お客様環境では取得するログの量が多く、お客様の環境ですんなりとは動作しませんでしたが、その後約2ヶ月のチューニングや改修を経て正常動作に至りホッとしました。
2005年のその頃、世間では情報漏えい事件の多発、個人情報保護法の施工ということもあり、クライアントPC管理が注目されていました。
しかし、PCにどうしてもエージェントを入れたくないユーザも多くあり、対策製品の選択肢が無いという声を耳にしました。
そこで、ゲームメーカー様、某企業内コールセンター様へ納品した「GASAIRE」のカスタマイズ版に手入れ、パッケージ製品化することにしました。
エージェントレス型クライアントPC管理ソフト「LogVillage」の誕生です。
つづく